第10章 大人の時間
そして、ビッチ姉さんが授業をする英語の時間になった。
…その前に、教員室からでてきた渚の様子がおかしかったけど
うん、まあ事情は聞かないでおこう。
ってか、本っ当にさっきから自習なんだよな。つまんねぇ。
前原「なー“ビッチ姉さん”授業してくれよー」
お、ナイス前原。俺もそれ言おうと思ってた。
倉橋「そーだよ“ビッチ姉さん”」
三村「一応ここじゃ先生なんだろ“ビッチ姉さん”」
うわー、その名前定着してんなぁ。
するとさすがにキレた様で、
イリーナ「あーーー!!ビッチビッチうるさいわね!!」
と盛大に突っ込んだ。
イリーナ「まず正確な発音が違う!!あんたら日本人はBとVの
区別もつかないのね!!」
いや、まあ俺はそれくらい区別できるけどさ。
イリーナ「正しいVの発音を教えてあげるわ!まず歯で下唇を軽く噛む!!
ほら!!」
と言われたのでとりあえず従ってみた。
イリーナ「…そう、そのまま1時間過ごしてくれれば静かでいいわ。」
全員((((…なんだこの授業!?))))
ちゃんと授業しろよ!!