第2章 転校してきたワケなんだが…
殺せんせー「初めまして、光さん。私が月を爆った犯人であり、
E組の担任です。生徒の皆さんからは“殺せんせー”と呼ばれています。
これからよろしくお願いしますね。」
烏間「驚かせてしまって済まない。ここからは国家機密だと理解頂きたい。
単刀直入に言う。…この怪物を殺してくれ!!」
___今の状況を整理すると、
E組の隔離校舎へ行き、職員室へ入った瞬間
黄色い3メートルぐらいあるような巨大なタコがいて、思わず叫んだら、
防衛省から来た烏間さんという人から説明をうけている、という感じだ。
光「えっと…つまり、来年の春までにコイツを殺さないと地球も
爆られるから、世界中のパニックも起こさないように暗殺してほしい
…って事ッスか?」
烏間「そういう事だな。」
光「いやいやいや!無理だろ!?マッハ20の怪物なんて!!
しかも暗殺しようとすると手入れされるなんてなんかムカつくし!!」
烏間「それもそうだが、時間がないんだ。
__成功報酬は百億円。」
光「はぁ!?」
烏間「当然の額だ。暗殺の成功は、冗談抜きで世界を救う事なのだから。」
光「……まぁ、殺ってやるか。面白そうだし。」
殺せんせー「そうこなくては、殺せるといいですねぇ。卒業までに。」
そう言って、この殺せんせーって奴はニヤニヤとした。
これから、面白くなりそうだな。