第32章 球技大会の時間
そして__いよいよエキシビションの始まりだ!
野球部が本気になってる!
やっぱ怖いな!
木村「…おいおい、なんであんな気合い入ってんだよ。」
杉野「野球部としちゃ、全校生徒にいいとこ見せる機会だしな。…それに
俺等相手じゃ コールド勝ちで当たり前。最低でも圧勝が義務だから あっちは
あっちで、情け容赦なく 本気で来るぜ。」
光「へー…それなら尚更、勝ちたくなるな。」
そう言うと、みんなで目を合わせてニッと笑う。
俺達はそんなに柔じゃないからな!!
そして、俺達E組と 野球部が並ぶ。
うわ…野球部達への声援すげぇな。
しかも“泣かすなよ~”なんて言ってるし…泣くかよ!!
進藤…杉野にまた選ばれたエリートとか言ってるし。
その考え方…変えてやるよ!!
すると
菅谷「そーいや殺監督どこだ?指揮すんじゃねーのかよ。」
と菅谷が言った。
確かに…いないな…
渚「あそこだよ。烏間先生に目立つなって言われてるから。」
そう言った渚が指差した方向を見てみると…
遠くの方に何か帽子を被っているボールがひとつ。
まさか…
光「あれ、殺せんせーなのか!?」