第32章 球技大会の時間
_______そして、球技大会当日。
もちろん俺は男装してる。
すると、ある人物に出会った。
光「__よぅ、浅野。」
浅野「…光。今年も野球に出るんだな。」
光「そりゃぁ、俺は今でも男って事になってるし。」
いや、別に浅野の事は嫌いではないんだけどさ
空気が!!なんか重い!!
なんて言うの?なんか理事長と同じようなオーラが出てんだよな…
光「つーかさ、浅野はトーナメントに出ねぇの?」
浅野「…僕が出てしまったら、A組が圧倒的に強くなって、E組の
エキシビションが盛り上がらなくなるだろ?」
光「相変わらず自信たっぷりな事で…。」
まあ、それが本当の事だから余計ムカつくんだけどな。
すると 俺達の周りに、後輩の女子達が集まっていて
女子「わぁ…二人ともスゴイ美形…。」
女子「浅野生徒会長はわかるけど、あの横の人って誰なんだろう?」
女子「どっちにしろ、絵になる~!」
と騒がれていた。
フッ、やっぱり俺ってどこにいても輝いているんだな…!!
そう思っていたら、浅野がクスクスと笑いだして
浅野「光も、相変わらずナルシストな所は変わらないな。」
と言った。
光「は?今の声に出てたか?」
浅野「ああ、バッチリとね。」
マジかよ…気をつけねーと。