第29章 まさかの時間
っと、俺もそろそろお昼 食べよ
俺がサンドイッチをもぐもぐ食べていると、カエデはもうデザートのプリン
を食べていた。
本当に甘いもの好きだなぁ…でも、そんなに甘いもの食べてよく太らないな
なんて考えていると
茅野「もし本当に兄弟だとして…でも何で殺せんせーはわかってないの?」
光「確かにな…記憶喪失なんて事 無ぇと思うし。」
すると、優月が
不破「うーん、きっとこうよ。」
と、中世ヨーロッパぐらいの時代に 王子だった二人は、
戦争に巻き込まれ、逃げている途中に殺せんせーがイトナを庇った
などと語りだした。いかにも少年漫画で良くありがちな話だ。
不破「…で、成長した二人は兄弟だと気付かず 宿命の戦いを始めるのよ。」
そう言いきった優月は、ジャンプを片手にキラキラと目が輝いていた。
茅野「……うん………で、どうして弟だけ人間なの?」
俺らは呆れた様に聞いていた。
隣にいる寿美鈴も呆れた様だった。
不破「それは まぁ…突然変異?」
茅野「肝心なとこが説明できてないよ!!」
原「キャラ設定の掘り下げが甘いよ、不破さん!!もっとプロットを
よく練って…」
光「寿美鈴も突っ込むトコ違うだろ!!」