第28章 転校生の時間・二時間目
前原「俺も高瀬と同じ時間帯にしよっかな。」
光「その方が良いと思うぜ。前原の乗ってる時間帯じゃ
いつもギリギリだろ?」
と、言う感じで前原と会話をしている。
なんか前原ってノリが良いし、話しやすいんだよな。
光「でもさ、普段絶対会わないハズの俺らが偶然会うとか
マジで運命なんじゃね?」
そういうと、前原は真剣な表情になり、
前原「じゃあ、本当に俺との運命だったらどうする?」
と聞いてきた。
光「…?嬉しいけど…」
と、答えるとしばらく俯いていた。
何となく耳が赤い気がする。
光「どうした?熱でもあんのか?」
すると、
前原「…マジで天然なのかよ、コレ…」
と、つぶやいていた。
え?俺 天然じゃなくね?
ま、いっか。
光「そういや、今日 転校生が来るらしいな。また変わった奴が
来るんじゃね?」
前原「まあ、たぶん殺し屋だろ。じゃないとこんな時に転校生なんて
来ねぇって。」
光「それもそうだな。」