第28章 転校生の時間・二時間目
今日もまた雨。梅雨はまだ明けないらしい。
そんな中 E組にはまた転校生が来るのだ。
E組って、本当に転校生 多いな!律もだし、一応俺も転校生だし
話によれば、カエデも転校生だったとか。
そんな事を考えながら、今日も電車に乗る。
あ、今日はラッキーだ。人が空いてて、席が開いてる。
まあ、俺がいつもより早い時間の電車に乗ったからだろうけど。
そんなとき 俺はある人物を見つけた。
光「前原!?」
前原「え、高瀬!?」
とりあえず俺らは落ち着いて、席に座る。
光「前原ってこっちの方向なんだな。初めて知った。」
前原「俺だって、高瀬と同じ電車だったとは…」
はぁ、マジでビックリした。
だって中学入ってから初めて会うし…
前原「高瀬っていつもこの時間帯に乗ってんのか?」
光「いや、もう1本遅いやつ。」
前原「へ~、俺はその更に1本遅いので来てるぜ。」
光「マジか!そりゃあ出会わないはずだわ。」
てか、前原よくその時間帯で遅刻しないよな。