第27章 映画の時間
殺せんせー「いやぁ…青春ですねぇ。」
と、殺せんせーは言った。
顔は見えていないが、たぶんニヤニヤしているのだろう。
…なんかムカつく。
しばらくして、授業が終わる頃…
殺せんせー「…とまぁ そのように、最新の防弾チョッキにも応用されてる技術
なのです。」
ふわっ、と何処かの屋上に降ろされた。
殺せんせー「ひとつ賢くなったところで、映画館はこの下ですよ。」
光・渚・カルマ「「「……!!」」」
…ほ、本当に着いたんだな…
マッハってすげぇ。
うわぁーハワイの海って綺麗だな!!
…って、俺らパスポートとか持ってなくて良いのか!?
と、心配になってきたが そういや殺せんせーは犯罪者だった事を思い出し、
パスポートとかそれよりもっと大きい問題がある事に気がついた。
あ、俺が考えていた事は すげぇ小さい問題だったわ。
そう思うとなんだか吹っ切れた。
まあ、ハワイで2時間半ぐらい映画見るだけだし…許されるよな?