第24章 仕返しの時間
そして一通り作戦が終わったので、皆で集まった。
殺せんせー「ま…少しはスッキリしましたかねぇ。汚れた姿で大慌てでトイレ
に駆けこむ、彼等にはずいぶんな屈辱でしょう。」
うーん、そうなんだけど…俺としてはもっと復讐してやりたかった!
まあ、前原が良いって言うなら良いんだけどさ。
前原「…えーと、なんつーか ありがとな、ここまで話を大きくしてくれて。」
いやいや、俺もスッキリしたし 全然良いよって意味を込めて笑った
たぶんゲス顔になってたけど…
回りを見てみると、皆ゲス顔だったから 俺と同じ事考えてたのかと思った。
殺せんせー「どうですか前原君?まだ自分が…弱い者を平気でいじめる人間
だと思いますか?」
前原「………いや…今の皆を見たら そんな事できないや。一見おまえら強そうに
見えないけどさ、皆どこかに頼れる武器を隠し持ってる。そこには俺が
持ってない武器も沢山あって…」
すると殺せんせーは前原の背中を叩き
殺せんせー「そういう事です。強い弱いは ひと目 見ただけじゃ計れない。
それをE組で暗殺を通して学んだ君は…この先 弱者を簡単にさげすむ事は
無いでしょう。」
と言った。
前原「…うん、そう思うよ 殺せんせー。あ、やばっ俺これから他校の女子と
メシ食いに行かなーと!じゃあ皆ありがとな また明日!!」
………おい。