第19章 好奇心の時間
光「…俺は、まぁ前よりは考えなくなったんだけど
月に一度くらい フラッシュバックするんだよな…」
烏間「…無理に話せ、とは言わないが 辛いのならば誰かに話した方が
いいんじゃないのか?」
殺せんせー「まあ、先生は知ってしまいましたがね。」
本当だよ。
…烏間先生の言うことはわかるんだが
光「話をしたところで、解決する訳では無いですし
話した相手が困るだけだと思うんで…」
そう言うと、烏間先生は
烏間「…そうか。」
と言い、深入りはして来なかった。
それは烏間先生の優しさだと思う。
殺せんせー「何はともあれ、今日は寝た方が良いですよ。
明日に疲れが残ってしまいますから。」
殺せんせーはそうは言ったが、それができればココに来ねーわ。
殺せんせー「大丈夫です、E組の皆さんがついています。
きっと光さんを助けてくれますから。」
…なんだか、その言葉に安心した。
光「…んじゃ、そーしますよ。殺せんせーも早く帰った方が
良いんじゃねーの?烏間先生の邪魔になるし。」
そう言うと烏間先生はその通りだと言うように
殺せんせーを睨んだ。
殺せんせー「そうですねぇ。では、先生もそろそろ行くとしますか。」
そう言って、殺せんせーも立ち上がった。
光「では、お休みなさい。」
ああ、今日は良く眠れそうだ。