第3章 野球の時間
今朝、結構早めに学校についた。
すると、杉野が振りかぶっているところが見えた。
すげえー。杉野って野球やってんだな。
あっ、殺せんせーが杉野が投げた球とった。グローブも着けてるし。
俺は杉野の方へ向かった。
光「おーっす、杉野。あ、渚もいたのか。おはよ。」
渚「お、おはよう。光」
杉野「あ、高瀬。おはよ。」
なんか、杉野は元気がないみたいだな。
光「そういえば、すげえな杉野!さっきの見てたぜ!
投球フォーム、綺麗だったし!」
杉野「ああ、ありがとう。」
そう言って杉野は先に行ってしまった。
光「なぁ、渚。なんであんなに杉野は落ち込んでるんだ?」
渚「さぁ…よくわからないんだ。暗殺に失敗してからあんな感じで。」
へー、そんなに暗殺できなかったのがショックだったのか。
光「おっと、HR始まるな。行こうぜ。」
渚「う、うん。」
その日、杉野は落ち込んだままだった。
次の日の授業中…
今日も杉野は元気がないようだ。
俺の席は奥田さんの後ろの席で、
一番後ろの席なので皆の様子が見える。
あ、やべえ。眠くなってきた。
そのまま、俺は眠りについた。