第14章 くるくるの時間
三村「…いや、勉強の方はそれなりでいいよな。」
矢田「…うん。何たって暗殺すれば賞金百億だし。」
全員「「「「百億あれば、成績悪くてもその後の人生バラ色だしさ。」」」」
殺せんせー「にゅやッ、そ、そういう考えをしてきますか!!」
確かに、皆が言うことには一理あるんだが、
自分でやる前から諦めて、努力しないということは駄目だと思う。
岡島「俺達エンドのE組だぜ、殺せんせー。」
三村「テストなんかより…暗殺の方が身近なチャンスなんだよ。」
すると、殺せんせーは顔にバツマークを浮かべて
殺せんせー「なるほど、よくわかりました。今の君達には…
暗殺者の資格がありませんねぇ。」
と言った。
…なんて言うか、怒ってるカンジがする。
殺せんせー「全員校庭へ出なさい。烏間先生とイリーナ先生も呼んで下さい」
そう言って殺せんせーは教室から出て行った。
光「あ、俺、烏間先生とビッチ先生を呼んで来るよ。」
前原「あ、ああ。頼む!」
そして、俺は教員室へ向かった。