第2章 性転トリップの時間
─浅野視点─
入学式が始まる前…
彼の周りの空気だけが異常だった…
ついこないだまで彼が小学生だった…
なんて言って誰が信じるってくらいに…
彼は異常そのものだった…
組まれた脚と腕は程よい筋肉が付いており
細過ぎず太過ぎず
理想的な体をしていた…
そんな理想的な体の上にある凛とした風格のある顔に…
僕や周りの人の息を飲む声が聞こえた…
(なんて美しくのだろう…)っと…
そして直感で感じた…
僕では彼の上には立てないと…
むしろ彼こそが…
僕や父さんの上に立つ男だと…
それが僕が彼に抱いた第一印象だった…
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浅野くんの口調が分からねぇ…
(´・ω・`)