第7章 暗殺の時間
──第3者視点──
べちゃっ…
『言った筈だ……僕に触るなと…』ジャキッ
その時…
クラスに衝撃が走った…
全員で攻撃しても触手1本も傷つけられなかった先生が…
たった1発の弾で…
触手を飛ばされたからだ…
『先生…………
僕の命令は絶対だ……
そして……
僕と目を合わせていいのは僕に従うものだけ』
そして…先生の触手を飛ばした本人は…
『何人たりとも…逆らう者は許さない…』
クラス……いや…………
学校の…
『頭が高いぞ…』
《絶対王者》
ベシャ!!
彼の言葉と共に先生は床に尻餅を付いた…
『さっきの1発が頭だったら普通の人間は死んでいた…
っと言うことは一応先生は僕に殺されたことになる
っと言う訳で、僕は帰る……』
ガラガラガラカ…
『最後に1つ、期待どうりだったよ…渚』
ピシャ…
教室は静まり返る…