第2章 女
暁のアジト
サソリの部屋
『今日は、任務もねぇし..傀儡造るのも終わったし..、する事がねぇ..』
『こういう時は有難いんだけどよ..、する事がなくて、本当に困ってる』
『デイダラの所に行く?ハッ..、なんて事考えてんだよ...、デイダラの所に行ったって、芸術は爆発だ!って意味不明な事言われて、後々、揉めて終わりだからな..、アイツの所は絶対行かねぇぜ..』
『今日は、一人で居てぇ気分だ..。そこで、まず、1つ、すること無いから..、俺は、新しい薬を作ることにした。久しぶりに作れるから俺的には嬉しいな..』
『さてと..、こんな事言ってる間に時間がなくなっちまう。そろそろ、作るか』
数時間後
『作り終わったぜ...。誰か実験台になってもらおうか。と言っても、一人でずっと居たしな..。絶対、あいつ等飲まないよな..。俺が作った薬なんて。』
『そもそも、毒作れるから毒入ってるんだと思われるんじゃねぇか..?疑われて、スパイ扱いされるよな..』
『それは、困った..。もう、俺が飲むしかねぇ..』
ゴクゴク
『ん...、飲んでみたが、何か、変わったのか..?変わらない訳が、ねぇよな。変わる筈だ。絶対。』
数分後
『立ってみるか..。うお、身体が微妙に重いぞ..。身体に何かが出来たのか?見てみるか。』
身体が生身になっていて。胸がふっくらしており。
『お、おい..、待てよ。これってもしかして..、い、いやあああああああああ』
何が変化したのか分かったサソリは大声で叫んでしまい
???「旦那?!」
金髪の少年がサソリの部屋に急に入ってきて。
サソリ『デイダラ..』
デイダラ「急に叫んでどうしたんだよ。びっくりしたじゃねーか。うん」
サソリ『わ、悪い。そんな大声出したつもりは無いのに、お前に聞こえるとは、な..』
デイダラ「嫌、聞こえるからな。隣だし。つか、旦那、何か、幼くなったか?うん?」
サソリ『あ?別に、何も変わってなんか...』
デイダラ「見せてみろって。男同士なんだからいいだろ?しかも、あんた、身体、傀儡だし見られても恥ずかしくねぇだろ。うん」
デイダラがサソリに近づき始め
サソリ『お、おい、何もねぇって..、やめ..』
逃げろ逃げろ..、このままじゃ、お前は、女になったとバレるぞ..
サソリ『っ!』