• テキストサイズ

【ハイキュー!!】行け!烏野高校排球部

第1章 瞳の先


「あ!!!」
「ッ!!」
突然の大声に肩がビクリと跳ねる。それは日向も影山さんも例外ではなかった。何事かと思うと次には西谷先輩は走り出していた。
「潔子さああああああああん!!貴女に会いに来ました潔子さああああああああああん!!!」
「あっ待てコンニャロッ!!」
鳥の様に走っていく先輩に田中先輩も制止を掛け追いかけて行く。潔子さんって?と疑問を抱き先輩方の目標へと目線をやる。と度胆を抜かれた。




なんつー美人だ・・・・・・・・・・・・。




遠巻きにも分かる髪の艶めき。白百合のごとき肌。口元のほくろが色気を醸し出し、さらに形の良い目鼻立ち。完璧にも程がある美人っぷりだ。
呆気に取られていると、スガ先輩に声を掛けられた。
「瀬戸、どしたん?口開いてるよ?」
「へっ、ああ、その、あの先輩は、マネージャーの方ですか?」
「あぁ、清水のことか!そうだべ!瀬戸と一緒でマネージャーの清水潔子。俺や大地と同じ3年生だ!」
「清水・・・先輩・・・」
声に出して名前を反芻する。よし、もう覚えた。これはもう清水先輩とめちゃくちゃ仲良くするしかないわ。
/ 440ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp