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永遠の彼岸花

第3章 出会い


森を歩いていて、熊に襲われた挙げ句荷物を取られ
なにもない状態で2日程長い道を歩いた
乾いた血がとにかく気持ち悪かったがあまり気にせず歩いていると
ある店の前で足が止まり、倒れて...その後の事はあまり覚えていない

私が起きた時、見慣れない所にいてベッドで寝ていた
あの出来事は夢なんじゃないかと思ったが、体に付いている血が夢じゃないことを訴えている

暫くボーッとしていると、白い髮の綺麗な女の人がこちらへ来たあと慌てて出て行った
『......?』
そして、すぐに3人の人と豚が来た
『やっと目覚めたか!』
『ここは、どこですか』
金髪の人が言ったことなど気にせず自分の疑問だけをぶつける
『あぁ、ここは豚の帽子!お前が店の前で倒れているのをディアンヌが知らせてくれたんだ』
『そうですか、ありがとうございました』
『にしても、なんでそんなに血塗れなんだよ』
そう聞かれたがあの事を言う訳はなく
『貴方達に言う義理はありません』
『そうか!』
聞かないんだと思いながら暫く無言でいると、さっきの女の人がおずおずと
『お風呂、入りませんか?』
そう言われて、今の自分の状況を考えた後
入らないと言う理由は特になく
お風呂と着替えを借りるとこにした
『あ、え...と』
名前を呼ぼうとしたのだが名前がわからず戸惑っていると
『あ、エリザベスです』
と言ってくれたので
『エリザベスさん...その、一緒に...』
そう、ボソッというとエリザベスは優しく微笑みながら”はい“と言ってくれた
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