第3章 5回目の誕生日
続き
「朝ご飯食べましょう!座って~
はい、どうぞ」
「(いただきます)」
朝食はパンと野菜のスープにミルク、
デザートはフルーツでした。
「(ごちそうさまでした)おかあさん、部屋でさっきの本よんでもいい?」
「いいわよ!」
「うん」
ガチャ、バタン
お母さん、お父さんside
「ねぇあなた、もう少し甘えてくれてもいいと思わない?」
「あぁ、そうだな」
「やっぱりそう思うわよね!昔からあまり泣かなくて、いい子だなーって思ってたけど...」
「逆に寂しいな」
「えぇ!そうよね!!
それに本ばっかり読んで部屋に篭って、昔のあなたみたいだわ!!」
「クスッ(本当に似てるな、あいつは)そうだな」
ーお父さんとお母さんの心配(?)でしたー
――自室
ガチャ
今、凄く嬉しいです。
何でかと言うと、さっきお父さんとお母さんがくれた誕生日プレゼントは結構古くてなかなか手に入らない貴重な本なんです。因みに魔法薬学の本です。
見た瞬間嬉しすぎてジャンプしてしまいそうになり、我慢するのが大変でした(恥ずかしいから)。朝ご飯も早めに食べて、そして、今から読むんです!!
では、、、
ペラ
ペラ
―1時間
ペラ
ペラ
「ふわぁ(欠伸)」
―3時間
ペラ
ペラ
パタン
「ムニャムニャ(眠)」
―5時間
ペラ
ペラ
コテン
「スースー(寝)」
ガチャ
「おや、こんなに読んだのか((クス」
ヒュンッ
サッ
「おやすみアレス、いい夢を(チュ」
「ん、スースー」
誕生日だけど本を読んで終わる。
主人公サンは顔には出さないけど心の中では喜んだりしてるんです!
お話書くの難しいですね。
次回はいきなり手紙が届く所から始まります。
では(*´∇`)ノ