第8章 汽車の中で
「ねぇ、ヒキガエル見なかった?ネビルのが居なくなっちゃったの」
彼女はハーマイオニー・グレンジャーですね。
「いや、見てないよ!な、アレス!!」
「はい」
「そう、ねぇあなた達は新入生?」
「うん!そうだよ!!君も??」
「えぇ、そうなの!わたしの家族には魔法族は誰もいないの。だから手紙が届いたときは驚いたけど、すごく嬉しかったの!!それに教科書は全部暗記したわ!!!でもみんなについていけるか心配で......あ、そういえば自己紹介がまだだったわね、わたしハーマイオニー・グレンジャーよ、よろしく。あなた方は??」
流石です。
よくこれだけのセリフを噛まずにスラスラと言えましたね。
ある意味尊敬しますよMissグレンジャー。
「俺はリック・アーロン!!リックって呼んでね!!!!」
「僕はアレス・セルウィン です。アレスと呼んでください」
「リックにアレスね、私のことはハーマイオニーって呼んで!!それじゃあ私はもう行くわね。2人とももう制服に着替えた方がいいわよ、じゃあ!!」
バタン
「何かあっという間だったね!!」
「そうですね」
にゃぁ~ん〈嵐のようだった〉