• テキストサイズ

マンホールゲーム

第2章 穴の中


「今更、そんなことで驚かないし、不思議にも思わない。僕としては、早くクイズを出して欲しいんだが」

エルスは、ギロリとチェシャ猫を睨む。
チェシャ猫は、つまらなそうにアクビをすると、くくっと笑った。

「随分とせっかちだな、君は。それじゃあ、お望みに答えてあげよう。さて、エルス。君は完璧な人間かい?」
「はっ…何を今更」

半ば呆れたように、エルスは答える。

「ああ、そうだ。僕は完璧な人間だ。勉強だって、運動だって、なんでもこなせる」
/ 10ページ  
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:なごんだエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白い
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp