第6章 初めての生活
パシッ。
沙「… あ、こうなりますよね。」
刈真の顔を叩こうとした翠だが
身長差もあり、結構刈真君も力が強いため、
翠は頭を掴まれ、
ちょうど彼に届かない距離で止められている。
翠「ぐっ、ぐぉぉぉぉっ!!!」
刈「…争いごとは好きじゃないです。
それに必殺技、言ってしまうとダサいですよ。」
(嶋瀬君って…こんなキャラだったっけ…汗)
翠「ぐっ、身長を計算に入れてなかった!!
じゃあ刈真君!手だけ叩かせてっ!!
お願いしますっ!!!!」
(ず、随分ポジティブなお方だ…)
刈「手…? 手だけなら別にいいですよ。」
その時、翠が怪しく笑った。
翠「つきやりっ!!」