第6章 初めての生活
刈「翠さんは他にも友達が沢山いるでしょう。
その人たちを置いて、僕らと
お出かけするとなったら、
反感を買ってしまうのではないですか?」
沙「わ、私もそう思います!」
翠「う~ん。友達っていっても、
あの毎日話してる子達はただ、
私になにか頼ってるだけっていうの?
そんな感じだからさ。なんか
本当の友達じゃない感じでねぇ~。」
本当の友達じゃない…。
友達にも、色々あるのだろうか。
とても難しい問題なんだろう。
翠「だからさっ!アタシは二人と行きたいんだ!」
沙「翠さん…っ!!」
刈「僕も本当の友達じゃなかったら?」
翠「Σ(゚д゚lll)」
刈「冗談です。じゃあ放課後行きましょう。」
沙「嶋瀬君…ちょっとひどすぎるよ…(汗)」
翠「刈真君…許すまじっ!!!」