第5章 友達
「よし、仲直り完了!!」
「朝倉さん僕らが
どうして喧嘩したのか知らないでしょう。」
「まぁいいじゃん!さ、帰ろう!!」
「はあ、なんか疲れる人ですね。」
「は!!嶋瀬君が毒舌キャラに!?」
「・・・。」
「む、無視しないでよぉ!!」
・・・なんだろう。この圧倒される空気。
今まで感じたことのない、
とても心が温まる雰囲気。
(もう一つ、言いたいことがあるでしょう。)
!!!
夢のなかの刈真の声が聞こえた。
そうだ。そうだった。
「嶋瀬君!!朝倉さん!!」
「どうしたの。」
「なにぃ!沙織ちゃん!!」
「…私とっ
友達になってください!!!」