• テキストサイズ

「 水色の革命 」

第22章 ✝バイト戦記✝Ⅲ





奈「ちょ、ちょっと待って…?」




また不安が脳裏を
襲ってきた奈菜美は

刈真に苦笑いを見せる。



すると、まるで猫のように
目を細くした刈真が

口角をニヤリとあげて言った。




刈「本当は沙織を
  連れて逝こうと思ったけど、

  僕は好きな人とずっと
  一緒にいたい。


  だがラ・・・ナナミサン トイッショニ…」










奈「っ!!? 嫌ぁあ!!!!」







奈菜美は刈真が言っている意味を
理解し、悲鳴をあげる。


そして逃げようとしたが
がっしりと刈真に腕を掴まれてしまった。




奈「ひっぃ!!?」




刈「どうして逃げるんですか?

  いいって言ってくれたでしょう?」






『 お 嬢 さん あそ び ましょう 』



『腹へって死にそう…』







次々と現れた者達に
奈菜美はこの上ない恐怖を味わった。


刈真は優しく囁いてくる。





刈「ごめんなさい…奈菜美さん。





  ドウシテカ ホカノヤツラモ
    アツメテキテ シマッタミタイデス」








奈「ああ゛・・ああぁあ゛…」
















刈「ズゥーット、イッショデスヨ」























刈真の不気味な笑顔を
最後に 奈菜美は意識をとばした。






















/ 586ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp