第18章 フード店の危機!
栞鳳の事件のことから二日。
ようやくクラスも皆も落ち着いたが、
私に皆が謝ってきた。
「あの時…味方にならないで悪かった。」
「助けないで…ごめんなさいっ・・」
「もう、私達も逃げないから。」
沙「みなさん…っ」
新たに皆が『ひとつ』になれることができた。
これで、また平凡で
楽しい日々が戻ってきたのだ。
というより、もう一週間したら夏休みだ。
翠「夏休みになったらさー?
どこ行く??」
ぐでーっと伸びているのは翠。
私・刈真・翠・大河・優一・美紀・琴音の
七人は、ひとつの机を囲んで円くなっていた。
美「私、海に行きたいな。」
琴「いいかも!じゃあ私水着買わないと!」
大「他にも、キャンプとかどうか?」
翠「え~虫とか沢山でるや~ん。」
沙「あ、じゃあ貸別荘とかどうです?」
刈「海に近い別荘ならどっちもできるしね。」
優「…別にどこでもいい…。」
翠「じゃあ、今年の夏は、
『海へ旅行』ってことかな??!!」
琴「それで行こう!!!」
美「楽しそうだものね!」
大「よし、決まりだ!!!」
私達の夏は 海へ旅行 となったのでした。