• テキストサイズ

「 水色の革命 」

第16章 そこにいたのは置き物会長





in優一


『テッテテ テレテテ テッテ♪』


優「手作り バターは 不味い♪」


沙「手作りバターは好きじゃありません。」
刈「この上ないバターに対する嫌味ですかね。」
翠「優一…バターになんの恨みが…」



ガチャッ



全員「!!」


いきなり開いた扉の方へ
全員が目を向ける。するとあの二人組がやってきた。


大「よぉ~お前ら~!!」

美「課題、はかどっていますか?」



沙「藤井君!美紀さん!!」

翠「これはまたお盛んなふたりがやってきたね~」

優「…なんか美味そうな匂いする…」


優一が一直線に指さしたのは
美紀が持っていた大きめのバスケットだった。

栞鳳も「どれどれ?」と美紀に
近づいていく。私もなんだろうと興味をもった。


美「あ、これはこれは会長様でしたか。
  副会長様に 毎日ご苦労様です と
  伝えておいていただけますか?」

栞「ふっ君は僕が何にもやってないことを
  知ってたんだね。了解だよ。

  でも、僕だって少しはやってるのさ?」


美「会長様は【置き物生徒会長】として有名ですわよ?」


栞「なんか居心地悪いな(;・∀・)」


突如始まった美紀と栞鳳による挨拶…?
なんだかとてつもない迫力を感じたのは
気のせいだろうか?

【置き物生徒会長】

確かに栞鳳はこの名で有名だ。
自分では仕事はせず、いつも適当で
大体は副会長の 

神崎 来翔(かんざき らいと)

に任せているらしい。



(でも確かテストとかには関わってるって…)



/ 586ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp