• テキストサイズ

「 水色の革命 」

第15章 夏祭り





大「…今度夏祭りだろ…?
  で、美紀にプレゼント渡そうと思ってて…」


三人「!!!!」


私達は顔を見合わせてにやけ合う。
そうか。サプライズにしたいから
美紀に聞かれたくなかったのか…。

なんだか胸のあたりがキュンキュンしている…


翠「よっ!この色男っ!」

刈「そうなら最初っから言ってくださいよ。」


大「いやっお前らが先にいったんだろっ!!」


大河は怒ったようにふたりに言ったあと、
もう一度顔を赤らめ、恥かしそうに呟いた。

大「…どんなプレゼントがいいかなって…」









健気だ…


私はそう思った。



翠「なんだぁ!そんなことで迷ってたの!?」

大「そ、そんなことってなんだ!!」

刈「いい心構えですね。尊敬します。」

大「もうお前は敵か味方かわからねぇよ…」

沙「プレゼントですか…」

大「もう沙織っ頼れるのはお前だけだ!頼むっ!!」


大河が大仏に手を合わせるように
私にオネダリをしてきた。


なんだか複雑な気持ちになる…。



/ 586ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp