• テキストサイズ

「 水色の革命 」

第11章 初めてのお出かけ



それから数秒後に刈真が
こちらに近づいてきた。

刈「エイに触るのはどうだった?」

沙「とっても面白い感触だったよ!!!」

私はとびっきりの笑顔を見せる。
彼は少しびっくりしたように目を開いたが、
やがて優しく微笑み、「そっか」と囁いた。

刈真は袖をまくり、つけてきていたらしい
腕時計を見て、こちらを向いた。

刈「そろそろお昼だ。水族館を出よう。」

沙「うん!!」


私達は一階まで下り、最後に水槽を
もう一度見渡して水族館から外にでた。

本当は水族館でお昼を食べることもできるのだが、
私がここで食べたい!と言ってみたら、
刈真が優しく「いいよ」と言ってくれたので
そのお店で食べることにしたのだ。


今からそこへ行く。

そのお店というのは・・・



カランッ


連「いらっしゃいませー・・・てあれ!」

沙「こんにちわ。連さん!!」

刈「ご無沙汰しております。」

連「沙織ちゃんと刈真君じゃないですか!!」



そう、
私のいきつけのフード店だ。



/ 586ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp