第11章 初めてのお出かけ
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沙「と、いうことで週末
デートすることになっちゃったんです…。」
私はあったことをカフェで蓮さんに
相談する。すると連さんは掃除をやめて言った。
連「へぇ!それはいいじゃないですか。
大好きな彼と初デートなんて。楽しまなきゃ
絶対損ですし、後悔してしまいますよっ!!!」
沙「ううう…やっぱりそうですよね。
けれど、なんだか凄い恥ずかしくって…。」
連「恋愛は問題だらけです。だけど、
その壁をふたりで
超えていくのが素敵な助け合いなんですよ。」
沙「そうですね…。わかりました!」
私はココアをぐっと飲みほし、席を立つ。
沙「私、初デート頑張ってきます!!!!」
連「よっ!それでこそ沙織ちゃんです!!!!!」
沙「それじゃあ連さん!ありがとうございました!!」
連「報告楽しみにしてますよ!!」
支度を整え、元気にドアベルを鳴らして店をでた。
帰っている途中で、小さな洋服ショップを見つける。
沙「…デートって、かわいい洋服で行くんだよね。」
私はそのお店に吸い込まれるように入っていった。