第9章 文化祭
「よっしゃああああああああ!!!!」
沙・刈「!!!!!!!!!!!」
驚いた方向にいたのは…
沙「!!!!!皆っ!!!!!!」
そう、キャンプファイヤーを
していた生徒達が、皆、私たちの方に向かって
手をふったり、歓声をあげたり、
口笛をふいたり、拍手をしたり。
「おらぁぁああ!!神聖なる
校舎の屋上でなに二人だけになってんだああ!!」
「ヒューヒュー!!!お幸せに!!!!」
「沙織ちゃーん!!刈真くーん!!」
「おめでとぉーーーー!!!!!!!!!!」
ワァーーーーーーー!!!!!!
パチパチパチパチパチパチ!!!!!
どうやら、何人かの生徒が私たちに気づき、
そのまま周りに伝わっていっていたらしい。
ということは、私の告白も見られていた!!?
急に顔が真っ赤になった。
翠「沙織ィーーーー!!!!!!!!!」
沙「!!!翠さぁーーーーん!!!!」
翠「おめでとぉぉぉぉぉーーーーーーー!!!!!」
翠は大きく手を振っていた。
沙「皆っ!!」
刈「どうやら、僕たちのことは
もう学校中に広まっちゃったんだね。」
沙「は、恥ずかしすぎて学校来れないよ!」
刈「大丈夫。僕が側にいるよ。」
沙「そ、それはいつもでしょう?」
刈「あ、そうだったね。」
私達はまたにっこりと笑い合う。
刈「行こっか。」
沙「うん!!!」
今日、 もう一つ革命が起きた。
それは、 告白 というなの大革命。
私の運命は、大きく、大きく、
幸せの道へ傾きはじめた。
その後、校庭に出ると
もの凄い歓声と喜びの声をもらい、
私達は皆と火のまわりで
踊りあった。
火は、文化祭が終わるまで
高く、
そして、
鮮やかに燃え続けていた。