第9章 文化祭
五「うぃ~ 皆お疲れさ~ん。
いやぁ~練習って肩疲れるなぁ」
「いや、五十嵐ちゃん見てただけじゃん!」
翠「ははは!まあ、この調子でもっと
頑張って、文化祭張り切っていこうね!!!」
「うぃ~~~~~~~~~~っす!!」
その後、最後に星の位置や音楽などの
調整をチェックし、皆帰りの支度をして帰っていった。
「沙織ちゃん!翠!またねぇ!!」
「おう!翠と黒翔と嶋瀬!!またな!!」
「ばいば~い!!刈真く~ん!!!」
翠「…皆帰ったね。」
沙「時間がまだ全然ありすぎて困っちゃいそう。」
刈「素敵な人たちだね。」
翠「…アタシ達、ずっと
仲良しでいられるかな・・・。」
沙「え?あ・・・。」
刈「…僕は、ずっとこのままがいいよ。」
翠「うん。今回だけはアタシも同情する。」
沙「翠さん…嶋瀬君…」
突然翠が言い出した言葉に、
私は深く考えさせられる。
私は 友達なんて今まで出来たこともなかった。