• テキストサイズ

「 水色の革命 」

第9章 文化祭


翠は衣装班と一緒に、
最終チェックへと姿を消していった。

沙「私、とても幸せだ。」

刈「もう、ひとりで泣かない?」

沙「うん…絶対、絶対泣かないっ」

刈「そうか。僕も今、幸せだよ。」

私達は、五十嵐から奢ってもらった
缶ジュースを飲みながら、顔を見合わせて
一緒に笑い合っていた。

沙「じゃあ、どこからまわろうかね!」

刈「屋台ってとこに行ってみたいな。」



楽しい休憩時間は過ぎて行き、

いよいよリハーサルの時間になった。

皆、さっきと違い、緊張していて、
少しこの場がピリピリとしている。


練習がはじまった。


喫茶店にはいってから少し時間が経つと、
教室が一気に真っ暗になり、

大道具で作った町壁に夕日が現れ、
ゆっくりと沈んでいく。そして月が現れる。

ここまではとても順調だ。音楽の選曲もいい。

星も少しずつ光らせていく。

星の説明とギリシャ神話。

圧倒する音楽がきこえ、私たちまで
わあ!っと声にだしてしまった。





練習は大成功!!!!!!!


/ 586ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp