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「 水色の革命 」
第1章 さよなら そして出会い
今、私は屋上の塀の上に立っている。
あと一歩足をだせば、この人生は終わるんだろう。
随分儚く、悲惨な人生だったな・・・
こんな人生の中で、いいことなんてあっただろうか?
「最後にココア、おかわりしとけば良かった」
私の頬に、なにかがツゥ…と流れる。
さっきまで聞こえていた小鳥の声は止み、風は止んだ。
目をそっと閉じる
何も見えない。何も聞こえない。
「さよなら。」
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