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白い小悪魔は誰のもの?

第12章 ★邪魔者はどっち?★





愛坂『そう言ってんでしょ!?赤司君達、あんたみたいなの興味もないんだから!姫華の断然可愛くて一緒にいたいって思ってるわよ!だから一軍に呼んでくれたんだから』


『はぁ、何を勘違いしてるのか分からないけど』


愛坂『そうやって惚けてられんのも今のうち!姫華が皆をあんたから助けてあげるんだから!』







『そう....じゃあ』


ダンッ!!


突然零蘭は愛坂の首を掴み壁に押し付けた



後頭部に走る痛みに顔を歪める姫華に 零蘭はニヤッと笑う


『私も本気でいくわ....彼等は私が守る。貴女なんか目に入らないくらいね。というよりすでに目に入ってないんだけどね?その勘違い頭に現実を教えてあげる』


愛坂『はぁ!?上等じゃない、あんたの化けの皮剥がして彼等に見放されるがいいわ!!』


『悪いけど、貴女のような人に彼等はあげられない』


桃井『零蘭ちゃん....』


零蘭は首から手を離すと出来上がったドリンクを片手に、もう片手で桃井の手を取り部屋を立ち去った


桃井『零蘭ちゃん...』


『私ったら愛坂と似たようなことしか言ってないわね。見損なった?』


桃井『ううん、零蘭ちゃんはあんなのと一緒じゃないよ』


優しく微笑む桃井に安心し再び歩き出した





黄瀬『なんであいつが一軍なんすか!?』


虹村『零蘭の頼みだ。二軍のマネが被害にあったことを自分のせいだってな』


赤司『そこで俺達には悪いが一軍に置いて二軍のマネージャーに手を出させないようにする、それと愛坂は俺達が狙いだからな』


緑間『敢えて一軍に置いて様子を見ると...』


『まぁ、そういうことね』


『『『『零蘭....』』』』


『みんなごめんなさい。暫く私のわがままのせいでみんなに迷惑をかけると思う』


申し訳なさそうに下を向く零蘭の頭を赤司達は一人ずつ撫でていく


『わっ、わわわわっ///』


青峰『まっ、しゃあねえよな。』



黒子『それに』



紫原『俺達のお姫様のわがままなら大歓迎~』



『ありがと、皆』








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