第11章 ★合宿へGO★
『マネージャーの言うことが聞けないんですか?』
取り合えず修さんをその場で座らせてテーピングを施す。
虹村『・・練習、したくて、、少しなら、平気とか思って、よ。』
『私がそんなに信用がおけませんか?』
虹村『っ、違うっ!!』
『だったら、ちゃんと言うこと聞いてください。もしこれが響いて今後の試合に影響したらどうするんですか?修さんの活躍が見れないなんて、私は嫌です。』
虹村『零蘭・・・。』
『お願いですから、、少しの怪我で、大きな損失になることだって、、あるんですから。』
虹村『...わりぃ。』
そう言うと修さんはそっと私を抱き締めてくれた。
虹村『もう、無茶しねえから、そんな顔すんなよ?』
『はい...。修さん、今日の練習は控えてください。』
虹村『ああ、その代わり、お前の隣にいたい。』
『分かりました。じゃあ、側にいてください。』
身体を離され、お互いに微笑む。
赤司『零蘭...。』
緑間『珍しいな、零蘭があそこまで怒るのは。』
紫原『だよね~。白ちんって昔から声荒げて怒らなくて静かに怒るタイプだから、あれ結構怒ってるよ?』
赤司『零蘭は、自分より選手を第一に考えて行動する奴だ。よほど虹村さんが試合に出れなくなるのを恐れているんだな。』
黒子『少し妬けますね。』
黄瀬『何言ってんすか?俺たちのこともそれぐらいに考えてくれてるっすよ!!』
『よし、、休憩終わりです!再開してください!』