• テキストサイズ

白い小悪魔は誰のもの?

第11章 ★合宿へGO★




それぞれの練習も終わりの時間に迫ってきているなかで、私はキッチンへと向かい、昼食を考えていた。



『ん~、そうね。疲れてるだろうけど思ったよりもガッツリ食べそうね。よしっ!!』



メニューを思い付いた私は気合いを入れて料理を開始した。








暫くして練習を終えた皆が食堂に集まってきたのか、賑やかな声が聞こえてきた。



青峰『あっちぃー!!零蘭~、飯~。』



『はいはい、ほら好きなだけ取って食べてね。おかわり自由だから。』



『『『うおおおおお!!!!』』』



よっぽど腹を空かせていたのか、我先へと並び始め料理を取っていく。



ちなみに私の分はすでに取ってあるから大丈夫。




全員席に座り、食事が始まる。みな口々に旨いと言ってくれて私は嬉しかった。



黄瀬『やっぱ零蘭っちの料理はサイコーっすね♪』



緑間『ああ、バランスもしっかり考えられてあるのだよ。』



黒子『とっても美味しいです。』



赤司『そうだね。零蘭、ありがとう。夕飯も楽しみにしているよ。』



『うん!頑張って作るから皆も頑張ってね♪』



ニコッと笑えば途端に食堂全員が赤面した。










午後からは、全員体育館に戻ってミニゲームからスタート。



私達マネージャーはスポドリとタオルを準備した上で、さつきはデーター収集。




私は皆の身体に異常をきしてないかしっかり観察。



更に改善できる点やもっと伸びる箇所がないか、、、




特に征十郎達はまだまだ伸びる、強くなれる。






『あり?』



ふと修さんを見ると、少し足の動きがぎこちない。



ちょうどよく休憩に入り、私はすぐに修さんの所へ走っていった。





『修さん!』



虹村『あ?どうした零蘭。』



『足、、左足痛めてません?まさかだと思いますが、あの時の、、』



虹村『っあ~、えっとまあ、そんな感じだな。』



あの時、私が風邪で保健室で寝ていたときに足を痛めて入ってきた修さんを処置した。



『・・・動かしたんですね。』



虹村『・・・はい。』




『はぁ~。』




ため息も出るわ。折角あの時これ以上痛めたくなかったらその時の練習には参加するなって言ったのに。






/ 112ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp