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白い小悪魔は誰のもの?

第11章 ★合宿へGO★





午後の練習も無事に終え夕食も済まし、今は入浴時間。



私はさつきと風呂に向かっていた。





桃井『温泉なんて久しぶりだね♪』




『そうだね、しかも二人だけだからとても広く感じるはずだよ♪



桃井『(零蘭ちゃんの裸///ハァハァ←)』




突然頬を赤く染め、へへへと声を出すさつきにかなりビックリした。



『ど、どうしたのさつき。』



桃井『ううんっ!!なんでもないよ!』








桃井『(ジー)』



『さつき?そんなに見られると、着替えにくいんだけど(汗)』



桃井『もうっ!零蘭ちゃんってば何でそんなに細いのに出るとこ出ててスタイル抜群なの!?』



『いやいや、さつきには負けるよ。』



桃井『(あ~このまま部屋行って零蘭ちゃんを///←)』



『さつき、行くよ?』









~風呂場~



『広いね♪』



桃井『ほんとほんと!あぁ~気持ちいい♪』




『みんなも疲れとれてるかな?』



桃井『零蘭ちゃんてば、ほんとみんなのこと気にかけてるよね。たまには自分のことも大事にしようよ。』



『(クスッ)そうだね、、でも私にとってみんなはキラキラ輝く光なんだ。そんな光のために私は全力でサポートしたい。』



桃井『ま、それがいいところなんだけどね。』




なんて話していると、隣の男風呂から大輝率いる覗き見軍団が塀を上ろうとしたので、私が正確に桶をシュートの要領で投げ入れ退治した。





風呂から上がり、暖簾を潜ると同じタイミングで征十郎が出てきた。



赤司『零蘭、すまないね。青峰たちにはキツく言っておくよ。』



そういって頭を優しく撫でられる。




『ん、、まあ皆男の子だし仕方ないっちゃ仕方ないんだけどね。』



赤司『そんなことを言うと、いつ襲われてもおかしくないぞ。』



『あら、貴方が守ってくれるんじゃないの?』



意地悪げに笑えば征十郎は不敵な笑みを浮かべ、私を壁に追い込み両手を顔の横につけた。




赤司『ああ、守ってやるとも。だが、そんな俺も狼だ。それを忘れるなよ?』



そっと耳を舐められる。瞬間、ゾワッと体が粟立つ。












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