第11章 ★合宿へGO★
暫く皆で談笑したり、敦とお菓子交換をしたりなどしていたが、朝早かったので騒がしかった車内も直に静かになり、寝息が辺りから聞こえてきた。
私も当然眠いわけで、、
『(カクン、、カクン、、)』
虹村『(見てらんねぇな。)おい零蘭。肩貸してやるから少し寝ろ。』
あっ、ラッキー、、
『じゃあ、失礼します、、。修さん、おやすみなさ~い、、(zZ)』
私は意識を手放した。
〔虹村修造〕
最初は騒いでたやつらが段々寝始めて、今となっちゃあすっかり静まっちまった。
ふと隣の零蘭を見ると眠そうに船こいでやがる。
それが見てらんなくて肩を貸したら数秒で寝ちまった。
桃井から聞いたが合宿の話を聞いたその日から個人の特別メニューを組んでくれてたらしい。
またコイツに無理させちまったな。
なんて思いながら眠る零蘭にそっと触れてみた。
髪から頬へ、、唇、首筋、腕から指先へ。
全部が綺麗で一瞬ホントに人間なのか疑っちまった。
目的地まであと30分。
もう少し堪能するか、、