第11章 ★合宿へGO★
〔赤司征十郎〕
気に入らない、、零蘭が隣にいないことに俺はかなり腹を立てていた。
表には出さないがな、、
しかも虹村さんの表情を見る限り、零蘭にだけはやたらと優しい。
主将も敵か、、
だが予感はしていたさ。
少なくとも俺は虹村さんは零蘭に好意を持っていることを前から知っていたからな。
それが表沙汰によく出るようになったというだけだ。
きっと本人も自覚しているだろうな。
まったく、困った姫君だ。
〔白崎零蘭〕
なんだか、修さんからの視線がやたらと向いてるような気がする、、
『あの、修さん?』
虹村『あ?』
『あの、勘違いだったら謝りますけど、、さっきからこっちばっか見てませんか?』
虹村『なんか悪いことでもあんのか?』
『いえ、ただ気になっただけで、、』
虹村『別に変な意味はねぇよ。ただな、』
そっと耳に唇を近付けられる
虹村『好きだって改めて分かったからこの合宿中は覚悟しとけよ?って言いたかっただけだ。』
自然と顔が熱くなる。
うぅ~、あんま修さんから攻められたことないし慣れてないから、ちょっと新鮮。
『そう、ですか///』
虹村『こっち向け、、』
目を合わせるのが何となく出来なくて俯いていると指で顎をとらえられ強制的に修さんと目を合わせられる。
『んっ///』
そしてキスされた。
赤司『(ギリィ、、!!)』
緑間『(ゴゴゴゴ)』
肩越しに見える二人の顔が般若っぽくてちょっと怖かった。
でも私も応えないとね。
『なら、私も修さんに甘えまくりますから、覚悟してくださいね♪』
虹村『っ///いいぜ、こいよ。』
(零蘭っち~!俺にも構って甘えてほしいっスよ~(泣))
(はいはい、涼太にも後で甘えるから宜しくね?)
(はいっス///♪)
(紫原、黄瀬の頭をひねり潰せ。)
(ん~、りょーかーい。)
(いだだだだた!!!赤司っち、ひどいっ!!)
(うるせーぞてめぇら、、、(怒))