第9章 ★弱々しい君★【赤司征十郎】
昼休み後すぐの授業ほど眠いものはない
絶賛、白崎零蘭は睡魔という強大な敵と格闘中
眠い
よりによって今は現代文
先生が一人で物語を最初から読んでるのがどうしても子守唄にしかならないこの状況
少しでも目を閉じれば確実に夢の世界へGO!だ
『(うつらうつら・・(-_-).。oO)』
赤司『零蘭』
『ん、、にゃに?』
赤司『っ///、もう少しだから頑張るんだ』
優しく頭を撫でてくれる征十郎
でもゴメン
それ逆に眠気誘う行為なんだけど
あっ、まずいかも
スヤァzZ←
赤司『零蘭?』
覚えてるのは征十郎が私の名前を呼んだとこまで
ん?何か教室が騒がしくなってる、、授業終わったのかな?
うっすら目を開けると予想通り授業は終了していた
赤司『おはよう、零蘭』
『おは、よ、征十郎。ごめん結局寝ちゃった』
赤司『平気だ。教師も見逃してくれたからな。だが次からは起きるんだ、いいね?』
『ん、分かった』
眠い目を擦りながら言うと、いい子だねと抱き締められる
『『『キャーッ///!!!!』』』
この状況を見ていた女の子達から黄色い悲鳴があがってちょっとビックリした
だっていきなりは、ねぇ?
『『『(赤司が羨ましいっ!!!)』』』
なんて思ってる男子の心も知らずに
部活でも征十郎のスキンシップは多かった
途中から修さんが征十郎を怒ってて止めるのに大変だった
『修さんっ!その辺で』
虹村『あ?チッ!わーったよ、その代わり』
『わわっ!』
何故か抱き締められたし
赤司『虹村さん、零蘭を離してください(睨)』
虹村『うっせーよ!羨ましいんだよ畜生が!!』
修さん、、何か違います(汗)
~部活終了後~
桃井『珍しかったね~、赤司君が怒られるなんてさ!』
『まぁ、その原因は私なわけだし、征十郎には悪いことしちゃったかな?』
桃井『ん~、赤司君はそうは思ってないと思うな♪』