第9章 ★弱々しい君★【赤司征十郎】
『にしても征十郎は頑張りすぎね。倒れなきゃいいけど、、』
黒子『彼は僕らが思ってるより強いので倒れはしないでしょう。ですが、頑張りすぎというのは分かります』
『でしょ?心配だわ』
『『『『(赤司/君が羨ましい)』』』』
赤司『俺が何だって?』
突然真後ろから丁度話題にしていた人物の声が聞こえ、振り返れば弁当を片手にもった征十郎が立っていた
『あら征十郎。生徒会の仕事お疲れ様♪』
赤司『あぁ、ありがとう。それで?俺の名前がお前たちからあがったが何かしたか?』
黒子『はい、実は』
赤司『成る程、確かにあの時はあんな風になってしまったがもう大丈夫だ。心配してくれてありがとう、零蘭』
彼の手が伸びてきて頭をそっと撫でられる
『ん、、』
黄瀬『ずるいっス!!俺も零蘭っちを撫で撫でしたいっス!』
紫原『俺も~♪』
二人は私に抱きついてきて勢い余って押し倒す。
『わっ、、!!』
頭をぶつけると思ったが敦の手が覆ってゆっくり倒されたから痛みはなかった
桃井『ちょっと二人とも!!そこ変わってよ!』←
『さつきぃ!?』
黄瀬『零蘭っち、、愛してるっスよ♪』
頬にキスする涼太
紫原『白ちん、好きだよ』
首にキスする敦
『ふたりとも、、取り合えずどけ』
大柄な男子二人に乗っかられるのは普通に苦しい
少し強めに言えば二人は渋々退いてくれた
赤司『零蘭』
『分かった分かった』
上半身を起こすと後ろから征十郎に抱き締められる。きっと拗ねているんだろうな
向き直って頭を撫でてやると満足そうに笑った
黄瀬『何だかんだ言って赤司っちって美味しいとこ持ってくっスよね?(ボソッ)』
青峰『だな』
桃井『何ミドリン怒ってんの?』
緑間『別に、、怒ってなどいないのだよ。(イライラ)』
黒子『(怒りが見え見えですね)』
紫原『ねぇねぇ、赤ちん早く食べないと昼休み終わるけど~?』
赤司『ん?あぁ、そうだな』