第3章 ★非日常的日常★
日がすっかり落ちた頃、ようやく練習が終わり皆は汗だくになった体を拭きながらロッカールームへ次々入っていった。
私とさつきはと言うと今日一日でまとめにまとめたデータを確認していた。
『ん~♪今日もみんな良い動きだったなぁ♪』
桃井『だね♪これも零蘭がいるお陰だね♪』
『いやいや、さつきがいるお陰でしょ?こんな可愛い女の子が毎日見てくれてるんだもの。』
そっとさつきの髪を一房取って指に絡める
さつきの髪はサラサラしてて指通りよくて好きなんだよね
桃井『零蘭ちゃん///!?~っもう!零蘭ちゃんが男だったら告ってるよ///ていうかそれを言うなら零蘭ちゃんが居るからでしょ?特に青峰君達、いっつも零蘭ちゃん見てるもん♪』
真っ赤になりながら抱きついてくるさつき
かわいくてしかたがない
『ふふっ、だと嬉しいな。頑張ってるみんなをサポートするのがマネージャーの仕事だものね?』
桃井『うん!・・ていうか、青峰君達遅いね。またアレやってんのかな?』
『毎回だけど、あそこまでやらなくたって良いのに(苦笑)』
私たちの言うアレとは、
誰が私を家まで送り届けるか選手権←(黄瀬命名)
その名の通りキセキメンバーで誰が私を送るかいうのをじゃんけんで決める。ただし、これはキセキメンバーだけの極秘らしい。(他のメンバーにバレるとやりたいやつが増えて面倒)
なのでキセキ以外が帰った後に決めるためどうしても遅くなる
桃井『でも零蘭ちゃん可愛いんだから一人で帰ったら危ないよ。その点青峰君達と一緒なら問題ないから私は賛成かな?』
『私からしたらさつきが心配だなぁ。私の可愛いさつきが襲われでもしたら、嫌だよ』
桃井『っ大丈夫だよ///零蘭が困るようなこと私したり、ならないから!』
『(クスッ)良い子だね』
一方ロッカールーム軍
黄瀬『さ~て、決めるっスよ?』
紫原『黄瀬ちん方向逆じゃん、もー俺で良くね?』
青峰『てめーいつも登校一緒じゃねえか。帰りぐらい譲れよ』
紫原『やーだ』
緑間『ふん、今日の占い、蟹座は一位だ。負けるはずがないのだよ』
赤司『いいや、勝つのは俺だ』
黒子『では尋常に、、』
ジャンケン、、!!!