• テキストサイズ

世界は嘘でまみれてる

第2章 嫉妬



虹村さんは桃井が持っているドリンクを半分持ち、歩いている。
…笑って。

あの人は、きっと優しいんだ。
だから私にも優しくするんだ。


わかってる……わかってる…っ…




けど…



だけど…




悔しい…桃井は、頭も良くて、優しくて、データ収集の才能があって…ルックスだって…

そんな桃井に勝てるなんて、到底思っていない。

おかしくなる。おかしくなってきてる。

桃井が嫌いとか、そういうことじゃなくて、嫌いなはずはないのに…

なのになんでっ…

/ 14ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp