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世界は嘘でまみれてる
第2章 嫉妬
「はぁ…頭痛い…」
考えすぎたのかもしれない。
「ちょっと…部活、行ってみようかな…」
休みなさいって言われたけど、これ以上迷惑をかけるわけにもいかないし。
***
「こんにちはー…」
少し戸惑いながらも体育館の扉を開ける。
「おっ!?霧咲!?お前、休めっつっただろ!!」
虹村さんに怒鳴られること覚悟で来たからね…私は…
「ったく…無理だけはすんなよ?」
そういうと虹村さんは、頭をくしゃくしゃっと撫で、向こうに戻っていった。
しばらくたち、部活が終わると桃井が寄ってきた。
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