第7章 過去~卒業試験
その後も1つを除いては主席だった。
その1つは
教官「座学の順位を発表する!
主席、リェン!」
リェン
「はい。」
教官「次席、龍桜!」
『は~い。』
教官「それでは総合順位を発表する。
上位10名は優先的に憲兵団への
所属が認められている。」
ザワザワ
「多分龍桜だろ。」
「あのチビか…。」
「全部で主席だったしね。」
教官「主席!リェン!」
リェン
「!?はい。」
リェンは秋をチラッと
見てから壇上へと登った。
その後も教官が次々と名前を
読み上げていったが10位になっても
秋の名前は呼ばれなかった。
教官「最後に、特席!
秋・龍桜!!」
秋自信が一番驚いていた。
「特席なんて聞いたことないぞ!?」
「てっきり秋が主席かと思った…」