第4章 運命の日
リ「おい、壁を昇るぞ」
『ん、って、リヴァイ、あれ!』
リ「あ?」
私が指差した先にあったのは壁に
埋まっている大きな岩
リ「チッ。なにがおきてんだよ」
ギュンッッ
タンッッ
『……は?』
眼下に広がっていたのは確かに
5年前と似たような光景だった。
リ「チッ。あいつら、」
下に15m級の巨人がいる。
なにかを狙ってる…?
視界がぼやけてよく見えないと思ったら
日が傾きかけている。
どうしよう、右目が……
リ「てめぇはここにいろ。」
『は!?なんで!?』
リ「自分の状況を把握しろ。」
リヴァイは気づいてる…
でも…
『足手まといにはならないから』
ギュンッッ
リ「チッ」
シュッ
ヒュッッ
ズシャッ
ズシッ
ズシッ