第4章 運命の日
エ「見ろよ!秋副兵士長だ!」
ミ「ほんとだ。」
道の端を見ると立体起動装置の
ベルトをつけた訓練兵が。
あれ?あの子たちって……
「ダメですよ。
手なんか降らないでくださいね。」
ギクッ
『ふ、振らないよ!』
開門したと同時に会議で話した
体型にそれぞれの班が移った。
立体起動に移る準備をしながら
後ろの三人に
『この前も話したけど私たちの班は
主に巨人討伐。見つけしだい、
斬っていいから。
でも、
「「「無理はするな」」」!』
ソル
「いっつもいってますもんね。」
ハンナ
「もう耳にタコですよ。」
ゲーアハルト
「行きましょう。秋副兵士長
信じてますよ。」
『みんな……』
なんだ、わかってんじゃん。
後ろの3人がすごく頼もしかった。