第7章 先生の嫉妬
「…ふふっ…知ってます?薬で犯すのは、ゲスの極みらしいですよ?先生…」
「そうなんだ?いいよゲスで…」
そんなやり取りをしていても、身体は熱くなるばかり。
息も荒くなる。
「……っはぁ…」
「辛そうだね?青野…どんな感じ?」
「…どんな…ですか…効能を知らないで…使った訳じゃ…ない…ですよね?」
切れ切れになりながらも、必死に言葉を繋ぐ。
「うん。この前、友人に会った時に、貰ったんだけどね。初めて誰かに使ったからさ…実際どんな感じかなって…」
なんて友人関係なんだろうと思いつつ、ただ言葉を交わしてるだけで身体が疼き、下着が濡れてるのを感じる。
この体勢が一番の原因だろうか。
触れて欲しくて堪らなくなる。
「……………っ」
シーツに顔を埋めて、耐えようとしても意味がない。
「そんな事しても無駄だって…」
太ももを撫でられる。
「あ…!」
思わず声が出る。
「わかってるだろ?あの時みたいに、俺を誘えば楽になれるって思わないか?」
太ももから内股を撫でられ、意識がそこに向かってしまう。
そして、下着の上から秘所を撫でられ、割れ目をなぞられた。
「―――っ!あっ…」
「すごい濡れてるな…薬の効果抜群だな」
耳元で囁かれ、舐められる。
美月の目から、涙が浮かぶ。
「ほら、どうして欲しい?言ってごらん?」
「ああん…!」
美月はうつ伏せになり、その上から紅林が覆い被る様に身体を密着され、胸を直接揉まれる。
「言わないとこのままだぞ?」
初めて媚薬を使われて、美月は少しパニックになっていて、何も言えずにいた。
何より、先生が薬まで使って自分を求めるとは思いもしなかった。
はぁっ…はぁっ…はぁっ…
荒い息しか吐き出せずにいると、乳首を摘まれた。
「…ああっ…んっ!」
刺激を感じれば、感じる程、紅林のモノが欲しくなる。
お尻の辺りに、服越しに紅林のを感じる気がするから尚更だった。