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[R18]ハイキュー!!(裏短編集)

第7章 双子の相手【宮 侑・宮 治】



*宿直室*

ちょっとオッサン臭い部屋に入り、

「〇〇シャワーこっちやで!」

って治は脱衣所まで案内して
中入って
バタンと扉閉めよった

「おい!こら!何しとんねん!」

ツッコミながら
追いかけて
ガチャと扉を開けると

狭い部屋で
身の危険を感じて
縮こまる〇〇。

汗マークが
見えそうな勢いで
焦っとるのが
とてつもなく可愛ええ。

ほんで、今にも〇〇を
食うてまうんちゃうか?
っていう猛獣みたいな目ぇした治。

俺は治の首根っこを掴んで
引き剥がし、
扉の方にやる。

「コラ治!
〇〇は風呂入んねん
出ていけや!」

注意したのに

「お前、〇〇の裸見たないんか?」

と真顔で食い下がる。

『…///汗』

〇〇の頬が少し赤らんだ気がする。
おれは治の言葉に

「見たいわ!」

と白状したが

『!!…////』

「けど、がまんせぇ!」

と理性をなんとか働かせた

目の前でギャーギャー言う俺らを見て

クスクス…と笑う声がする

ピタッと止まる空気。

〇〇がやっと笑ってくれた。

俺はちょっとホッとして
「良かった…ちょっと元気出た?」

と赤く腫れてない方の
頬を少し撫でた

すると
『んっ……
お陰様で…ありがとう…//』

って微笑んだ。

(んっ、てかわい!)

『でも……』

「でも?」

『2人とも出てって!』

グイッと背中を押されて
バタンと締め出される。

宿直室のちゃぶ台囲んで
座布団の上に腰かける。

「んっ、て言うたな」

治がポーっとした顔で
言うてくるから
「あぁ…めちゃくちゃ可愛かったな」

って、俺もポーってした。

暫くすると

「着替えこれしか無かったわ!」

と、先生がドタドタと入ってくる

あとはドライヤーとかアイロンとか
絶対没収箱から取ってきたやろ?
ってものがどっさり

ほんで、それもって
脱衣所に入る。

「アンタら入ったらアカンで!」

って言い残して
バタンて閉める先生。

「「あーい」」

でも気になる…
ので、脱衣所の扉に耳をつけて
盗聴する。

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