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[R18]ハイキュー!!(裏短編集)

第7章 双子の相手【宮 侑・宮 治】



*昼休み*

体育館で
治と2人で飯を食う。

「それにしても
お前のあの芝居
笑えるわ〜」

俺が笑うと

「え?俺結構本気やったけど?」

ってマジレス帰ってくる。

「え?

□□さん助けるために
狙ったんちゃうの?」

こっちがポカンとすると

「え?」

ってあっちもポカンや。

暫く2人で「え?」
って言い続けとったら

ガラッと体育館の扉が開いて

□□さんが現れた。

俺たちを見つけるや否や
走ってきて

『さ、さっきは
ありがとうございました!』
とお礼をいってきた。

「さっき?」

俺がとぼけると

『…騒ぎを起こしてくれて//』

俯いてそういう彼女は
頭に汗マーク💦が見える。

ほんで、ちょお待ってや。
なんで分かるん?

この子なんなん?

「別に□□さんのために
騒ぎ起こした訳ちゃうで?
自意識過剰なんちゃう?」

俺は照れ隠しで
冷たく言い放つ。

横で治が
(なんでそんな言い方しかでけへんの?)
って目で見てくるけど
しゃーないやん。

『そ、そうですか?
でも、2人のおかげで
助かったのは事実なので、

ありがとうございます!』

深々とお辞儀をして、
小走りに体育館を出ていった。

俺らはそれを見送って
目を合わせた。

「めっちゃえぇ子やわ。
侑のあの態度に
あんないい反応返してくれるとか…

大体空気凍るもんな
あーゆー時」

「う、うっさいわ……」

俺も初めてされる反応に
正直戸惑っとる。

なんか、俺のモンにしたい。

そういう欲求が出てきた。


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